DJIは、お客様のデータを広告主に販売することはありません。なぜならこのようなデータビジネスは、DJIのビジネスモデルではないからです。率直にいいますと、お客様のデータは、DJIのビジネスに必要ありません。お客様には、DJIのドローンで飛行体験を楽しみ、素晴らしい写真や動画を撮影していただきたいだけなのです。
可能な限り最高のエクスペリエンスをお客様に提供することは、DJIの製品やアプリがどのように機能しているかを知るとより容易になります。またお客様がドローンを安全に飛行させる手助けをするために、空港やその他の重要施設周辺に設定したジオフェンシングゾーンについて情報提供する必要があります。これを実現するため、お客様がどこでどのようにドローンを飛行させるかに関する情報が必要となりますが、DJIはこれらのニーズを満たすために必要かつ最低限なデータにしかアクセスできませんし、DJIがアクセスできるデータが徹底的に保護されるように最大限の努力をしています。
バグや使用状況の統計を報告するために、アプリのパフォーマンスデータがDJIに送信されます。このデータは、エラーや一般的に使用される機能など、DJIアプリが実際にどのように機能しているのか、DJIが理解するために重要です。DJIは、このデータを集約した形で収集するため、個々のお客様やお客様の使用パターンを特定することはできません。お客様は、DJIアプリの設定でこのデータの送信を無効にすることを選択できます。
飛行時間、距離、1回の飛行あたりの平均撮影枚数など、ドローンの使用に関する基本的な情報がDJIに送信されます。このデータにより、お客様がDJIのドローンをどのように使用し、お客様の飛行体験をどのようにより良いものとできるか、DJIが理解することができます。DJIは、このデータを集約した形で収集するため、個々のお客様や正確な位置情報を特定することはできません。お客様は、DJIアプリの設定でこのデータの送信を無効にすることを選択できます。
制限された空域や一時的な飛行制限といった、お客様の周囲のジオフェンシングに関する情報を更新するため、また、国や地域ごとに異なる現地の無線規制に準拠するため、位置確認データがDJIに送信されます。まず、DJIアプリは、GPSデータ、IPアドレス、および/またはモバイルネットワークID(MCC ID)に基づき、ドローンが動作している場所を特定します。次に、お客様の正確な位置情報に関するプライバシーを保護するため、DJIアプリは、10km範囲内のランダムな位置情報に変換したうえで、位置確認データとしてDJIに送信します。お客様は、DJIアプリの設定でこのデータの送信を無効にすることはできません。お客様は、アプリをインストールした端末のインターネット接続を無効にすることにより、このランダムに変換された位置確認データの送信を無効にすることができますが、最新で正確なジオフェンシングに関する情報の更新ができなくなります。
ドローンのSDカードまたはDJIアプリをインストールした端末に保存された写真や動画のことです。お客様が、DJIアプリの設定でこのデータを共有するための機能を手動で有効にしない限り、このデータがDJIに共有されることはありません。
高度、速度、距離、位置(GPS座標など)、コントロールスティック操作のログを含むドローン飛行に関するデータのことです。お客様が、DJIアプリのインタフェース上にある「Sync(同期)」ボタンを手動で選択しない限り、このデータがDJIに共有されることはありません。
中国を除くお客様のデータは、米国に所在する世界最高クラスのサーバーに保存されます。その大部分のデータは、アマゾンウェブサービス(AWS)に保存されます。AWS以外に保存される唯一のデータは写真・動画撮影データであり、お客様がアプリの設定でこのデータを共有するための機能を有効にすると、DJIが運営する空撮写真・動画コミュニティーサイト「SkyPixel(スカイピクセル)」へアップロードされ、米国に所在するアリババクラウドのサーバーに保存されます。
お客様のデータへのアクセスには重大な責任をともないます。DJIは、テクノロジーのセキュリティを強化し続け、お客様からDJIのデータポリシーとその実践を評価し続けて頂けるよう、取組んで行くことをお約束します。